サイコパシーに関する断章

■サイコパシーを高める方法はいまだによくわからない。オナ禁止、筋トレ、絶食は高める効果がある気がする。特に絶食が最も強い。感情が弱くなる。人にこう見られたいという感情が弱くなって、自己中心的になる。

 

■大切な人ができると、リソース配分の優先順位が決まるから大切でない人には自然と冷酷になってしまう。なんとなくキープしてるセフレ。一ヶ月くらい既読スルーしてたら追撃がきてこの映画を一緒に観に行こうと。いいねと答えると空いてる日を教えてといわれて、また面倒になってきてスルー。返事しなきゃな、と思っていたが、好きだった未セクをゲットしてしまうとその子が大切になり、このキープしてたセフレのことはどうもで良くなった。別に既読スルーして何が悪いねん、という。

 

■そもそもサイコパシーを高める必要があるのか。もともとサイコパスという病気の印象は「恐怖を持たない人間」だった。ナンパを始めた時、声をかけるのがとても怖く、この恐怖をどうにかできないかと思っていた。サイコパスは恐怖がないからナンパも簡単にできるんだろうなと羨ましかった。声かけの恐怖は気合いで克服できた。自分にとって本質的な問題はサイコパシーを高めることではなく恐怖を乗り越えることだったと思う。恐怖を乗り越えるために必要なことは、自分に対して冷酷になることだ。

 

■ダークトライアド。サイコパシーとナルシシズムマキャベリズム。厨二心がくすぐられる概念群だが、それらに対して何か言うべきことは思いつかない。ダークトライアドって響きがなんかかっこいいよねというくらいである。

 

■上記の内容をツイートしたら、フォロワーから「ナンパで数打ちしてたらサイコパシーが高くなった」と反応をもらった。自分も経験人数を重ねるごとに感傷的になりづらくなっている気がする。センチメンタルな気分でいる時間が短くなった。センチメンタルな幻想を抱く能力を失ったとも言える。童貞はこの能力が高い。幻想が破壊される前の童貞にしか見れない世界を現前=表象させるのが新海誠の凄みである。

 

■ニーバーの光の子と闇の子。光の子は「自分が絶対正しい」と思っているゆえに行動も思考も硬直化していく。これに対し闇の子は自分が正しいとは思っておらず、善悪に無関心で、力だけに依存した行動に躊躇なく走る。聖書には「闇の子は光の子より賢い」と書かれている。